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金正恩委員長 演説で対米外交の方針示す

2019年4月12日 21:48

北朝鮮の平壌で最高人民会議が開かれ、金正恩委員長が国のトップである国務委員長に再び選ばれた。また、金委員長は12日に演説を行い、今後の対米外交などについて方針を示したという。

北朝鮮の国営メディアは、金正恩委員長が11日から開かれている最高人民会議で国のトップである国務委員長に再び選ばれたことを伝えた。金委員長は今回の会議で新たなポストに就く可能性が指摘されていたが、同じ役職にとどまった。

また、現地の消息筋によると、金委員長は会議2日目の12日、演説を行った。金委員長は、物別れに終わった2回目の米朝首脳会談などを受け今後の対米外交について方針を示したほか、制裁には屈しない姿勢を強調したという。

金委員長の演説内容は、この後、公式に報じられるものとみられる。

今回の最高人民会議では、新たな常任委員長として崔竜海氏が選ばれたほか、対米交渉を担う崔善姫氏が国務委員に選ばれた。崔氏はまた、外務次官から第1外務次官に昇格したことが分かった。

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