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米当局者「報道は承知している」北新型兵器

2019年4月18日 12:28

北朝鮮の国営メディアは、金正恩委員長が新型の戦術誘導兵器の射撃実験を視察したと伝えた。

北朝鮮の国営メディアによると、金委員長は17日、国防科学院が行った新型の戦術誘導兵器の射撃実験を視察した。金委員長は、「その気になれば作れない兵器はない」と満足の意を示した上で、国防科学技術を最先端の水準に引き上げるための課題を示したという。

兵器の種類について具体的な言及はないが、大陸間弾道ミサイルではなく通常兵器とみられる。

金委員長が兵器の実験を視察したことが報じられるのは、5か月ぶり。北朝鮮は非核化交渉をめぐり、自分の要求だけを押しつけるとアメリカへの不満を示していて、金委員長の今回の視察には、トランプ政権をけん制する狙いがありそうだ。

一方、アメリカ・ホワイトハウスの当局者は「報道は承知しているが、それ以上のコメントはない」としている。

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