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日米“2+2”サイバー攻撃“防衛義務”も

2019年4月20日 7:32

日本とアメリカの外務・防衛閣僚協議「2プラス2」が19日、開かれた。共同声明では日本へのサイバー攻撃がアメリカによる日本の防衛義務の適用対象になり得ることが初めて明記された。

ワシントンで開かれた日米の「2プラス2」では、中国やロシアが力を入れる宇宙やサイバー分野などでの日米協力を確認。共同声明に初めて、日本へのサイバー攻撃がアメリカによる日本の防衛義務の適用対象になり得ることが明記された。

岩屋防衛相「サイバー攻撃が日米安保条約第5条に定める武力攻撃にあたる場合があり得ることを確認した」

また、北朝鮮情勢をめぐっては拉致問題の「即時解決」を要求。完全な非核化を実現するまでは、制裁を維持する方針も改めて確認した。

ポンペオ国務長官「我々は北朝鮮への全ての制裁を維持し続け、すべての国もそうするよう促す」

一方、ポンペオ国務長官は、北朝鮮から米朝交渉の担当を外れるよう要求されたことについて「何も変わっていない」と述べ、引き続き、交渉にあたることを強調した。