防火対策守らず…ノートルダム大聖堂火災
フランスのノートルダム大聖堂の火災で、当時、修復工事を行っていた作業員が、禁煙の現場でたばこを吸っていたことがわかった。
ノートルダム大聖堂は当時、修復工事が行われていたが、フランスメディアによると、禁煙となっていた現場で作業員が時々、たばこを吸っていたという。修復を請け負う会社は、たばこが出火原因ではないと主張しているが、警察は現場で7本の吸い殻を発見したという。
一方、防火対策でも、規則では2人の警備員を24時間体制で配置すると定められていたが、実際には1人しかおらず、勤務も午後11時までだったという。
警報から出火の確認までに時間がかかったと指摘されていて、フランスメディアは、人為的なミスだと伝えている。