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北、拘束の米大学生医療費2.2億円要求か

2019年4月26日 15:46

2016年に北朝鮮で拘束され、翌年、帰国後に死亡したアメリカ人大学生をめぐり、解放交渉の際、北朝鮮がアメリカ政府に対し、約2億2000万円の医療費を支払うよう求めていたとアメリカ・メディアが25日に報じた。

有力紙「ワシントン・ポスト」によると、アメリカの政府高官が北朝鮮・平壌に入りアメリカ人大学生の解放交渉を行った際、北朝鮮が医療費として約2億2000万円を支払うよう要求したという。そして、政府高官はトランプ大統領の指示を受け、支払いの同意書へサインしたと伝えている。

大学生の父親は「身代金」のようだと話しているという。

ただ、CNNは、アメリカ側はその後、実際には支払っていない、と報じている。