トランプ大統領が民主党幹部と会談
アメリカのトランプ大統領が、ロシア疑惑などの追及を受け対立する野党・民主党の幹部と会談した。民主党側によると、総額2兆ドルのインフラ整備を進めることで合意したという。
アメリカでは道路や橋などの老朽化が問題となっていて、大規模なインフラ整備はトランプ大統領の主要公約の一つ。大統領と民主党はメキシコ国境沿いの壁の建設やロシア疑惑の問題で激しく対立しているが、民主党幹部は4月30日、トランプ大統領と会談した後、総額2兆ドル(約220兆円)規模のインフラ整備を進めることで合意したことを明らかにした。
民主党幹部は、大統領の疑惑追及とインフラ整備への協力は「同時にできる」と強調しているが、大統領側からは、これをけん制する声も出ており、今後の調整は難航も予想される。