南北首脳会談舞台、板門店 見学エリア拡大
韓国と北朝鮮の首脳会談の舞台となった板門店で、一般の見学エリアが1日から拡大されることになった。
韓国の国防省は1日、約半年ぶりに板門店を一般見学者に公開した。見学者が韓国側から立ち入れる場所はこれまで一部に限られていたが、南北間の軍事的緊張の緩和を受け、今後は文在寅大統領と金正恩委員長が2人きりで話し合った橋や、両首脳が植樹を行った場所まで拡大されるという。
一方、板門店の北朝鮮側では中国人観光客の姿が多く見られた。韓国側は板門店の共同警備区域・JSAについては、北朝鮮側にも自由に行き来できるよう目指しているが、北朝鮮との協議が滞り、実現には至っていない。