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ウーバー上場 ことし最大、時価総額9兆円

2019年5月11日 10:47

アメリカの配車サービス最大手ウーバー・テクノロジーズが10日、ニューヨーク証券取引所に上場した。時価総額9兆円を超えることし最大の上場。

ニューヨーク証券取引所に上場したのは、ソフトバンクグループが筆頭株主のウーバー・テクノロジーズ。

ウーバーはスマートフォンのアプリで配車の依頼を受け、一般の人が運転手となり自家用車などで客を運ぶ配車サービスの最大手で、世界の700を超える都市に進出している。

売り出し価格での時価総額は820億ドル、日本円でおよそ9兆円となり、ことし最大の上場となった。

ただ、ウーバーは空飛ぶタクシーの実用化を目指すなど、積極的な投資を続けていて赤字体質となっている。こうしたことから、上場初日の終値は、売り出し価格を7%以上下回って取引を終えていて、今後、収益力の強化を示せるかが注目される。