原油パイプラインにドローン攻撃 サウジ
サウジアラビアで14日、原油パイプラインがドローンによる攻撃を受けた。敵対するイランが支援するイエメンの武装組織が攻撃を認める声明を出している。
サウジ政府は14日、国内を東西に走る原油パイプラインがドローンによる攻撃を受けたと発表した。火災が起きたものの、被害は限定的で、原油の生産や輸出に影響はないとしている。
一方、隣国イエメンのイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」が攻撃を認める声明を出した。
「フーシ派」はイランが後ろ盾となっていて、イエメンでサウジが支援する暫定政権と内戦を続けている。12日には、サウジのタンカーが何者かに攻撃を受けたばかりで、関連は分かっていないが、イランと緊張が高まることが懸念される。