中国系の動画共有アプリ「TikTok」のアメリカ国内での利用を規制する法律が19日に発効するのを前に、アメリカでは18日夜からTikTokが利用できなくなりました。

「安全保障上の懸念がある」として、アメリカ国内で中国系の動画共有アプリTikTokの利用を禁止する法律が19日から発効するのを前に18日夜、アメリカでTikTokアプリが利用できなくなりました。

アプリストアからも削除され、ダウンロードもできなくなっています。

TikTokはアメリカ東部時間の18日午後10時半すぎ、ユーザーに対し、アプリ上で「アメリカでTikTokを禁止する法律が制定されました。残念ながら今のところTikTokは使えません」と通知しました。

その上で、「トランプ氏が大統領に就任したら、TikTokのサービスが復活するよう、私たちとともに取り組んでくれると表明してくれたのは幸運なことです。ご期待ください！」としています。

アメリカメディアは、フォロワーを多く持つトランプ次期大統領が、就任直後に法律の効力を一時停止する大統領令を検討していると報じていて、今後はトランプ氏の対応が焦点となります。