米国各地で500を超える竜巻 16人死亡
アメリカ各地で今月だけで500を超える竜巻が発生し、これまでに16人が死亡し、160人がケガをしている。
27日にアメリカ中西部インディアナ州で撮影された映像には、巨大な竜巻と稲光が記録されていた。隣接するオハイオ州では、竜巻で飛ばされた車が住宅に突っ込み、住人の男性(81)が死亡した。
気象当局によると、アメリカでは14日間連続で竜巻が発生していて、現地メディアなどは、今月だけで、発生した竜巻が500を超える異例の事態だと伝えている。
竜巻に加えて大雨による洪水も起きていて、現地メディアなどの集計では、これまでに16人が死亡し、少なくとも160人がケガをしている。
竜巻の発生はピークをすぎたとみられるが、一部地域では引き続き不安定な天候になっていて、警戒が続いている。