トランプ氏、英皇太子が気候変動を説明も…
訪問先のイギリスでチャールズ皇太子と会談したアメリカのトランプ大統領が5日、気候変動への皇太子の取り組みを評価した。しかし、気候変動に対し否定的な自らの考えは変わっていないようだ。
トランプ大統領は5日に放送されたイギリス「ITV」のインタビューで、チャールズ皇太子から気候変動に対する取り組みについて長い時間、熱心な説明を受けたと明かし、「素晴らしい」と評価した。
トランプ大統領「チャールズ皇太子は、将来の世代が災害ではない良い気候を持てるようにしたい。私も同意する」
しかし、大統領は、地球温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定から離脱を表明するなど、そもそも気候変動には否定的で、この日のインタビューでも、あくまで「天候の変化」や「異常気象」にすぎないと主張した。