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アルゼンチン「史上最悪の停電」周辺国でも

2019年6月17日 11:11

南米のアルゼンチンで16日、全土に及ぶ大規模な停電が発生した。現在は9割が復旧したということだが、停電の詳しい原因はまだわかっていない。

停電は16日早朝に発生し、アルゼンチン全土に及んだ。首都・ブエノスアイレスでは地下鉄が運休したほか、信号が消え、携帯電話がつながらない状態となり、町では懐中電灯で調理するベーカリーも見られた。

現地メディアによると、停電は隣のウルグアイの全土で、また、パラグアイとブラジルの一部でも発生し、数千万人に影響が及ぶ「史上最悪の停電」と報じられている。

その後、復旧作業が進められ、現在はアルゼンチン国内の約9割で停電は解消したという。電力会社は送電設備の不具合が原因としているが、詳しい原因はまだわかっていない。