バイデン大統領「ガザ地区での戦争に永続的な終止符を打つ必要性がある」 イスラエル首相と会談
アメリカのバイデン大統領は25日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦交渉の合意に向け働きかけました。
バイデン大統領とネタニヤフ首相は25日、ホワイトハウスで1時間半にわたり会談しました。ホワイトハウスによりますとバイデン大統領は会談で、停戦と人質の解放をめぐる交渉について「できるだけ早く合意し、人質を解放してガザ地区での戦争に永続的な終止符を打つ必要性がある」と表明しました。
また、ハリス副大統領もネタニヤフ首相と会談し、ガザ地区の民間人の被害について深刻な懸念を表明しました。
ハリス副大統領
「ネタニヤフ首相に対しあまりに多くの罪のない民間人が亡くなっていることを含め、ガザにおける大規模な人的被害について深刻な懸念を表明した」
ハリス副大統領はまた、停戦と人質解放をめぐる交渉について「合意すべき時だ」と迫りました。ネタニヤフ首相は26日にはトランプ前大統領と会談する予定です。