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ボーイング 墜落事故遺族に100億円基金

2019年7月4日 13:30

アメリカの航空機大手「ボーイング」は3日、2度の墜落事故で死亡した乗客乗員の遺族らのために約100億円の基金を設けると発表した。

ボーイングの新型旅客機「737MAX」は、インドネシアとエチオピアで墜落事故を起こし、合わせて346人が死亡した。

「737MAX」は世界各国で運航停止となっているが、ボーイングは3日、事故の遺族らのために1億ドル、日本円にして約107億円の基金を設立すると発表した。教育費や生活費などの支援が目的で、自治体や非営利団体の協力を得た上で数年かけて支援するという。

マレンバーグCEOは改めて事故について謝罪し、「基金が遺族を安心させるものになるよう願う」とした上で「顧客らからの信頼回復に専念している」とコメントしている。

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