米当局 全米の主要都市で不法移民一斉検挙
アメリカの不法移民の取り締まりを行う当局が、全米の主要都市で行う一斉検挙に着手したと、14日、アメリカのメディアが報じた。
アメリカのメディアによると、一斉検挙は、国外退去を命じられているのにもかかわらず、アメリカ国内にとどまっている約2000人の不法移民が対象で、ロサンゼルスなど約10の都市で行われるという。
この一斉検挙の実施は、トランプ大統領が異例の予告をしていて、移民に寛容な都市の市長らから、反対の意見が出されたり、移民の支援者らによる抗議集会が行われていた。
トランプ大統領としては、不法移民対策に取り組む姿勢を強調する狙いがあるとみられるが、全米各地で反発の声が高まっている。