アメリカのトランプ大統領は２２日、「最近、北朝鮮と非常に前向きなやりとりがあった」と述べ、非核化交渉の再開に期待感を示した。

先月行われた３回目の米朝首脳会談で両首脳は、今月中に実務者協議を再開することで合意しているが、開催に向けた具体的な動きは出ていない。

こうした中、トランプ大統領は２２日、北朝鮮側と最近、やりとりがあったと明かした上で、交渉の再開に期待感を示した。

トランプ大統領「最近、北朝鮮と少しだけやりとりがあった。とても前向きなやりとりだ」

一方、有力紙「ワシントン・ポスト」は２２日、中国の通信機器大手「ファーウェイ」が別の中国企業を通じて秘密裏に北朝鮮に対して通信網の構築と維持の支援をしていたと報じた。

「ファーウェイ」の機器にはアメリカの技術も使われており、アメリカが北朝鮮に科す制裁に違反する可能性があると指摘している。
トランプ大統領は記者団に「調査する」と述べている。