北発射は新種類の短距離弾道ミサイル~韓国
韓国政府は北朝鮮が発射した短距離ミサイルについて、新たな種類の短距離弾道ミサイルとの見方を示した。
韓国軍によると、北朝鮮は25日朝早く、東部の元山周辺から日本海に向けミサイル2発を発射した。1発目は430キロ、2発目は690キロ飛行し、高度はいずれも50キロあまりだった。
韓国政府は25日午後、国家安全保障会議を開き、北朝鮮が発射したのは新たな種類の短距離弾道ミサイルとの見方を示した。今後、アメリカ側と精密に評価し、最終判断するとしている。
韓国政府は、これまで、北朝鮮が5月に発射したミサイルについて、日米ともに弾道ミサイルだと分析する一方、短距離ミサイルと評価していた。
韓国政府が今回のミサイルは国連制裁決議に反する弾道ミサイルとの認識を示したことで、北朝鮮は強く反発するものとみられる。