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北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発を発射

2019年7月31日 10:38

韓国軍によると、北朝鮮は31日午前5時過ぎ、東部の元山周辺から日本海に向け短距離弾道ミサイル2発を発射した。

韓国軍によると、北朝鮮は31日午前5時6分と午前5時27分、元山周辺から北東の方向の日本海に向け、短距離弾道ミサイル合わせて2発を発射した。ミサイルの高度は約30キロで飛行距離は250キロと推定されている。

韓国軍は追加の発射に備え警戒を続けるとともに、「北朝鮮の相次ぐミサイル発射は朝鮮半島の緊張緩和に役立たず、こうした行為を中断するよう求める」としている。

北朝鮮は韓国で来月から行われる米韓合同軍事演習に強く反発していて、今月25日には元山周辺から短距離弾道ミサイル2発を発射。

北朝鮮メディアは金正恩委員長が発射を指導し「演習を強行しようとする韓国軍の好戦勢力に警告を送る武力示威だ」と伝えていた。