イラン大統領、米を非難「子供じみた行動」
アメリカのトランプ政権が、イランのザリフ外相を制裁対象に指定したことについて、イランのロウハニ大統領は1日、「子供じみた行動だ」と強く非難した。
トランプ政権は先月31日、イランのザリフ外相に対し、アメリカにある資産を凍結するなどの制裁を科すと発表した。
イランメディアによると、ロウハニ大統領は1日、「子供じみた行動だ」と制裁を強く非難。無条件の対話を呼びかけながら、外交を仕切るザリフ外相に制裁を科すトランプ政権の対応を、「自暴自棄になって、賢明な判断ができていない」と切り捨てた。
イラン側が、今回の制裁を対話を拒否したものと受け取れば、両国の対立は激しさを増し、対話による解決が一層遠のくことになる。