米、ミサイル開発加速へ INF条約失効
アメリカとロシアによるINF(=中距離核ミサイル)全廃条約が失効したことを受け、アメリカの国防総省は2日、地上発射型のミサイル開発を加速する方針を明らかにした。
核軍縮の流れをつくったINF(=中距離核ミサイル)全廃条約は、2日に失効した。これを受け、アメリカの国防総省は「地上発射型のミサイル開発を全面的に追求する」と表明し、ミサイル開発を加速する方針を明らかにした。
一方、トランプ大統領は新たな核軍縮の枠組みに意欲を見せていて、中国も加えたいとの考えを改めて示した。
トランプ大統領「中国を核軍縮の枠組みに入れなければならないだろう」
ただ、中国はこれに応じる姿勢を見せていない。
国連のグテーレス事務総長は声明で「軍縮に対する脅威が高まっている」と危機感を示している。