トランプ大統領 選対本部長を降格
アメリカのトランプ大統領は15日、自身の陣営の選挙対策本部長を交代させると発表しました。支持率の低下の責任を取らせたものとみられます。
トランプ大統領は、前回2016年から選挙対策に関わってきたパースケール選対本部長を降格させ、新たな責任者にステピエン副本部長を起用する人事を発表しました。
15日に発表された最新の世論調査では、秋の大統領選を争うバイデン前副大統領の支持率が52%、トランプ大統領は37%で、15ポイントもの差をつけられています。
また、強みとしてきた経済運営でもバイデン氏の支持率が50%なのに対し、トランプ氏は45%と初めて逆転を許しています。
大統領としては、選挙責任者の交代により、抜本的なテコ入れを図る構えで、ツイッターには、「2度目の勝利を楽しみにしている」と投稿しています。