日米貿易交渉が終了 茂木氏「大きな進展」
ワシントンで開かれていた日米の閣僚級による貿易交渉が終了した。茂木経済再生相は会見で「大きな進展」があったと述べ、閣僚級で協議すべき溝は埋まったとの認識を示した。
「大きな進展を見ることができました。ライトハイザー通商代表と方向性を共有しました」――茂木経済再生相は、日米の溝は埋まったとの認識を示し、合意に向けた道筋がついたことを示唆した。
また、茂木経済再生相は「日本の立場、農業の立場を守る立場で交渉できた」としていて、アメリカが求める牛肉などの関税引き下げをめぐっても、折り合いがついた模様。
25日には日米首脳会談が開かれる予定だが、茂木経済再生相は、ここで合意に向けた「今後の進め方や日程が発表されると思う」との見通しを示している。