障がい者アートを世界へ…アメリカで展覧会 初の海外進出
日本の障がい者アートを世界に発信しようと、アメリカ・ロサンゼルスで展覧会が開かれました。
岡田光弘記者(NNNロサンゼルス)「いちょう並木を描いた油絵です。近くでみると重厚で力強さを感じます」
遠くから見ても迫力のあるこの絵は、何度も筆をたたきつけるようにして描かれました。
ロサンゼルスにある日本の文化を発信する施設に展示されたのは、書道や絵画など37点です。兵庫県神戸市にある福祉サービス事業所に通う、12人の障害のある作家が制作しました。
日本各地の美術館などで展示をしてきましたが、国外では今回が初めてです。
片山工房理事長・新川修平さん「知らない人が絵をみて、この人はこんなのを描くんだと、シンプルに驚き、おもしろさ、喜びをわかちあえる」
どのように制作したのかがわかるよう、作品は制作風景の映像とともに展示されています。