銃乱射で黒人10人死亡…白人の被告に終身刑 傍聴席の男性が襲いかかる場面も
去年5月、アメリカ・ニューヨーク州で黒人10人が死亡した銃乱射事件で、被告に終身刑が言い渡されました。
去年5月、ニューヨーク州バファローの黒人が多く住む地域にあるスーパーで銃乱射事件があり、黒人10人が死亡しました。
ニューヨーク州の裁判所は、ヘイトクライムや殺人などの罪に問われ、去年11月に罪を認めていた白人のペイトン・ジェンドロン被告(19)に15日、仮釈放なしの終身刑を言い渡しました。
ペイトン・ジェンドロン被告(19)「黒人だからという理由で人を撃って殺してしまった」「ネットの情報をうのみにして、憎しみから行動してしまったのです」
法廷では、傍聴席にいた男性が被告に襲いかかり、警備員に制止され、法廷が一時中断する場面もありました。
被告は連邦法でも起訴されていて、有罪になれば死刑になる可能性もあります。