ロシアとウクライナ 2回目の“停戦協議”終了 大きな進展なし…近く3回目の協議へ
ロシアとウクライナは3日、2回目となる停戦に向けた協議を行いましたが、停戦への大きな進展はなく、近く3回目の協議を行うことになりました。
ロシアとウクライナによる「停戦協議」は先月28日以来で、ポーランドとベラルーシの国境付近でおよそ3時間行われました。
ロシアメディアなどによりますと、会談では、軍事的・人道的問題のほか、今後の政治的解決について話し合われたということです。
また、市民が避難するために人道上安全を保証するルートを設置することで合意しました。その際は、一時的な停戦が行われる可能性があるということです。
終了後、ロシア側は「提起された問題の一部は相互理解が得られた」と述べる一方、ウクライナ側は「期待した結果は得られなかった」としています。
ウクライナが即時停戦を求めているのに対し、ロシアは非武装化などを要求していて、両者の溝は深く、ウクライナ側が求める停戦への道筋は見えていません。
双方は、7日以降に3回目の協議を行うということです。