パキスタンのモスクで礼拝中に自爆テロか 80人以上の死亡確認
パキスタンのモスクで30日、礼拝中に自爆テロとみられる爆発があり、これまでに80人以上の死亡が確認されています。
爆発があったのは、アフガニスタンとの国境に近いパキスタン北西部・ペシャワルにあるモスクです。
ロイター通信などによりますと、爆発の際、モスクには礼拝のため、数百人がいたということで、これまでに87人が死亡、57人が病院で治療を受けています。
現場となったモスクは州警察の本部などと同じ施設内にあり、亡くなった人のうち27人は警察官だったということです。
今回の爆発について、イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」の司令官が「幹部が殺害されたことへの復しゅうの一部だ」とツイッターに投稿していましたが、その後、報道官が今回の爆発と自分たちは何の関係もないと関与を否定する声明を発表しています。