米大統領“ビンラディン容疑者の息子殺害”
アメリカのトランプ大統領は14日、国際テロ組織「アルカイダ」の指導者だった故ウサマ・ビンラディン容疑者の息子を殺害したと発表した。
トランプ大統領は声明で、ウサマ・ビンラディン容疑者の息子で、「アルカイダ」の次の指導者と目されていたハムザ・ビンラディン容疑者を殺害したと明らかにした。
アメリカ軍が、アフガニスタンとパキスタンの国境地域で行った対テロ作戦で死亡したとしている。
大統領は、「アルカイダの主要な活動を弱体化させる」と、その意義を強調している。
来年の大統領選を前に、テロとの戦いに勝利していることをアピールすると共に、公約であるアフガニスタンに駐留するアメリカ軍の撤退に向けた環境整備をはかる狙いもあるとみられる。