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南米エクアドル“全国民規模”個人情報流出

2019年9月18日 14:45

南米、エクアドルの全国民にあたる規模の個人情報が、インターネット上に流出したことが分かった。

アメリカのセキュリティー会社の調査によると、エクアドルのデータ分析などを行う会社のサーバーから、エクアドル国民の生年月日や携帯電話の番号、銀行口座の情報などが大量に流出した。すでに死亡した人の情報も含まれていて、エクアドルの人口を上回る約2000万人分の情報が流出したとみられている。

中には、ロンドンのエクアドル大使館に籠城していた、告発サイト「ウィキリークス」のジュリアン・アサンジ被告の情報も含まれていたという。

サーバーの安全対策が不十分だったということだが、エクアドル政府は、流出には、前の政権時代の職員が関与した疑いがあるとしている。