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“収入20%”大坂選手元コーチの訴え棄却

2019年9月18日 16:03

テニスの大坂なおみ選手が元コーチから獲得収入の20%を支払うよう求められていた裁判で、元コーチの訴えが棄却されていたことがわかった。

この裁判は2011年頃に、大坂なおみ選手のコーチをしていた男性が「獲得収入の20%を受け取る契約を結んでいた」として、大坂なおみ選手らに支払いを求めていたもの。

大坂選手は当時未成年で、元コーチは大坂選手の父親と契約したと主張していたが、フロリダ州の裁判所は13日、「未成年との契約は裁判所に契約書を提出して承認される必要があるが、提出されていない」などとして契約は無効との判断を示し、元コーチの訴えを棄却した。

大坂選手側の弁護人は「決定をうれしく思います」とコメントしている。一方、元コーチ側は控訴するかどうかについて、コメントしないとしている。