イランめぐり米国務長官「平和的解決」強調
サウジアラビアの石油関連施設への攻撃をめぐり、アメリカのポンペオ国務長官は19日、対立するイランへの対応について平和的な解決を目指す姿勢を強調した。
サウジなどへの訪問を終えたポンペオ国務長官は19日、攻撃がイランによるものだったことは「非常に明確」だと改めて主張する一方で、イランへの対応については、平和的な解決を目指す姿勢を強調した。
ポンペオ国務長官「平和的解決こそ、トランプ大統領が望むものだ。平和的解決の実現に向けた団結をつくり上げるためにここに来た」
有力紙『ニューヨーク・タイムズ』は、トランプ大統領が20日に最新の軍事的選択肢の報告を受ける予定だと報じていて、国防総省は、イランとの緊張を高めないと想定される巡航ミサイルの発射地点などへの攻撃を推奨するとしている。