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トランプ氏「圧力ない」“ウクライナ疑惑”

2019年9月26日 7:14

再選を目指すアメリカのトランプ大統領が、政敵の不祥事探しに協力するようウクライナに不当に圧力をかけたとの疑惑をめぐり、大統領は25日、問題の会話の記録を公開し、「圧力はなかった」と強調した。

これは、トランプ大統領が野党・民主党の有力候補バイデン氏に関する調査に協力するよう、ウクライナに圧力をかけたと疑われているもので、民主党は、大統領の弾劾に向け調査を開始している。

こうした中、潔白を主張する大統領は25日、問題の電話会談の記録を公開。

この中で、大統領がバイデン氏の名前を出し、「調べてもらえたら」などと働きかけたことが記されているが、大統領は圧力はないと繰り返し強調した。

トランプ大統領「圧力はなかった。何でもなかったことがはっきりした」

一方の民主党側は「マフィアのゆすりのようだ」とし、圧力があったことは明らかだと主張。弾劾をめぐって攻防が激化している。