イスラエル軍、ガザ地区・シファ病院への攻撃“完了”
イスラエル軍は1日、パレスチナ自治区ガザ地区にある最大規模の病院での攻撃を完了したと発表しました。
イスラエル軍は1日、ガザ地区北部にある地区最大規模の病院・シファ病院とその周辺での軍事作戦を完了したと発表しました。
1日に撮影された映像では、戦闘によって病院の壁などが破壊されているのが確認できます。
イスラエル側は、病院がイスラム組織ハマスによって現在も使用されていると主張し、先月18日から2週間にわたって攻撃を続けていました。イスラエル軍は「市民、患者、医療チームへの危害を防ぎながら、テロリストを殺害した」と主張しています。
一方、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は先月31日、病院スタッフからの情報として、先月18日からの攻撃で患者21人が死亡したと明らかにしています。