イスラエル極右政党、ネタニヤフ連立政権から離脱 現地メディア
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イスラエルの現地メディアによりますと、ネタニヤフ政権で連立を組む極右政党「ユダヤの力」が、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦に反発し、18日、連立政権から離脱すると発表しました。
イスラエルの政党「ユダヤの力」は、ベングビール国家治安相が率いる極右政党で、イスラム組織ハマスの壊滅を求めて停戦に反対していました。
連立政権から19日に離脱するのは、ベングビール氏を含む「ユダヤの力」の議員6人で、ネタニヤフ政権は68の議席を保有しているため、離脱後も過半数を維持します。
ただ、こうした動きは連立を組むほか極右政党にも広がる可能性があり、スモトリッチ財務相は、6週間の停戦後に戦闘を再開しない限り、連立を離脱するとしています。
ネタニヤフ首相は、停戦を求めるアメリカのトランプ次期大統領と、反発する政権内の極右勢力との板挟みになり、苦しい状況が続きます。