米大統領選 民主党候補者のテレビ討論会
来年のアメリカ大統領選に向け、野党・民主党の候補者の絞り込みが進む中、15日、主要候補者によるテレビ討論が行われた。
4回目となるテレビ討論には12人の主要候補者が登場。今回は、トランプ大統領をめぐるウクライナ疑惑に関し、議会の弾劾調査が始まってから初の討論で、冒頭から多くの候補者が弾劾訴追を支持する考えを強調した。
民主党・サンダース上院議員「トランプはアメリカ史上最も腐敗した大統領だ」
民主党・ウォーレン上院議員「誰も法を超越することはできない。弾劾は進められるべきだ」
一方、息子がウクライナ企業から巨額の役員報酬を得ていたとしてトランプ大統領から批判されているバイデン前副大統領は、「息子も私も何も間違ったことはしていない」と強調した。
また、このところ急速に支持を伸ばす左派のウォーレン上院議員に対し、攻撃が集中。他の候補から政策の実現可能性を厳しく追及された。
候補者の絞り込みが進む中、生き残りをかけた争いが過熱している。