英ロンドン「絶滅への反逆」列車の運行妨害
イギリス・ロンドンで17日、環境保護を訴える団体が列車の上によじ登って運行を妨害し、一時、騒然となった。
17日、ロンドンの駅で撮影された映像――。ハシゴを使って列車の上にのぼっているのは、過激な手法で温室効果ガスの削減などを訴える「絶滅への反逆」のメンバー。
当時は朝の通勤ラッシュの時間帯で駅を利用する人々からは怒号が飛び、運行を妨害した人物は引きずりおろされた。
「絶滅への反逆」は今月上旬から、接着剤で地面と体をくっつけてロンドン中心部のビルの出入りを妨害したり、空港で飛行機の上によじ登ったりするなどの過激なデモを繰り返している。
これまでに1700人以上が逮捕されているが、一連のデモについて「絶滅への反逆」は「環境問題が注目されるのに必要な行動だ」と説明している。