英ジョンソン首相 12月総選挙の動議提出
イギリスのジョンソン首相は、EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱を巡って混乱が続く中、12月に総選挙を行う動議を議会に提出する考えを明らかにした。
ボリス・ジョンソン首相「議会は12月12日の総選挙に同意しなければならない。(総選挙は)長い間過半数の勢力がいない議会が前に進むための手段だ」
EU離脱を巡っては、イギリス議会での手続きが進まず、3度目の延期となる可能性が高まっている。こうした中、ジョンソン首相は総選挙で議席を積み増し、EUからの離脱を前に進めたい考え。
総選挙を求める動議の採決は週明けの28日に行われる見通しだが、可決には3分の2の賛成が必要で、労働党など野党がこれに応じるかが焦点となる。