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香港・区議選 民主化活動家の立候補認めず

2019年10月29日 21:29

来月(11月)、香港で行われる区議会議員選挙で、民主派団体・幹部の立候補が認められなかった。今後、デモ隊の反発が予想される。

香港の選挙管理当局は、来月24日に行われる区議会議員選挙で、民主派団体幹部・黄之鋒氏の立候補の届け出を無効とすると発表した。理由については、黄氏が幹部を務める民主派団体が「香港の独立」を掲げているため、などと説明している。

黄氏は、5年前に民主化を求めて抗議した「雨傘運動」のリーダーの1人で、ことし6月以降の一連の抗議活動でも、各国に支持を呼び掛けるなど積極的に活動していた。

黄之鋒氏「中国政府は私が立候補する権利を永久に奪った。香港の民主化運動への私の取り組みは、中国政府には決して邪魔させない」

香港政府は、立候補届け出を無効としたことについて、「政治審査や言論の自由の制限にはあたらない」としているが、今後、デモ隊の反発が予想される。

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