列車火災65人死亡 卵ゆでガスボンベ爆発
パキスタン北東部を走行中の特急列車で31日、火災が発生し、60人以上が死亡した。出火の原因は、朝食の準備に使われたガスボンベだった。
激しく黒煙を上げる列車。窓からは炎が噴き出している。列車の周りには人だかりができているが、炎の勢いが強く、近づくことができない。
地元メディアによると、パキスタン北東部のパンジャブ州で31日、走行中の列車から出火した。乗客らが朝食を作るため卵をゆでていたところ、ガスボンベが爆発したという。火は3両にわたり燃え広がり、少なくとも65人が死亡、多くのけが人が出ている。
列車は最大都市カラチを出発し、首都・イスラマバード近くの都市まで向かう特急列車で、多くのひとが乗っていたとみられ、軍や消防が救助活動を続けている。