チリ断念のCOP25 マドリードで開催へ
反政府デモの激化により、南米チリが開催を断念した地球温暖化対策の会議「COP25」が、スペインの首都マドリードで開催されることが決まった。
国連気候変動枠組み条約の事務局は1日、南米チリが開催を断念した第25回締約国会議(=COP25)について、スペインの首都マドリードでの開催を決定したと発表した。日程は、当初の予定通り12月2日から13日まで。
チリでは、地下鉄運賃の値上げをきっかけに反政府デモが激化し、混乱が続いていることから、先月30日に開催断念を発表。
これを受け、スペイン政府が自国開催に名乗りを上げていた。