米中貿易協議“合意署名米国で”トランプ氏
アメリカのトランプ大統領は1日、中国との貿易協議における第1段階の合意の正式署名について、アメリカで行いたいとの考えを示した。
トランプ政権は中国との第1段階の合意について、今月中旬の正式署名を目指しているが、トランプ大統領は1日、習近平国家主席をアメリカに招いて、署名を行いたいとの考えを示した。
アメリカ「(署名について)いくつかの場所を検討している。私はアメリカだろうと思う。アイオワ州も検討している」
開催地をめぐっては、当初はAPEC(=アジア太平洋経済協力会議)にあわせ、チリで行う想定だったが、APECが中止になったことから宙に浮いた状態になっている。
また、この日、電話での米中の閣僚級協議が行われ、アメリカ通商代表部は「さまざまな分野で進展が見られた」としながらも「未解決の問題もある」とし、次官級の協議を継続するとしている。