国際音楽コンクール 作曲部門で日本人優勝
若手音楽家の登竜門として知られるスイスの『ジュネーブ国際音楽コンクール』の作曲部門で8日、兵庫県出身の高木日向子さんが優勝した。
ジュネーブ国際音楽コンクールの作曲部門決勝の最終選考には、23か国から60人が進出し、審査の結果、高木日向子さんと、コロンビア人の男性の2人が優勝した。
高木さんが作曲したのは、フランス語で『瞬間』を意味する『L’instant(ランストン)』という楽曲で、会場で曲が披露された後、高木さんが拍手で壇上に迎えられた。
高木さんは、大阪音楽大学大学院を修了し、現在は母校で助手を務めている。
このコンクールの作曲部門で日本人が優勝するのは、2015年以来、2人目の快挙。