米紙「米中が延期の方向で準備」制裁第4弾
アメリカが今月15日に予定している中国への制裁関税「第4弾」の全面発動をめぐり、米中が、ともに延期の方向で準備を進めているとアメリカの有力紙が報じた。
中国への制裁関税「第4弾」は、すでに発動された一部を除き、スマートフォンなど消費者向けの中国製品を対象とした追加関税の発動が今月15日に予定されている。
こうした中、有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は10日、貿易協議を続けている米中の貿易交渉団が、15日の関税発動を延期する方向で準備を進めていると報じた。
ただ、中国によるアメリカの農産品購入の拡大規模などをめぐり、両国の溝は埋まっておらず、発動延期はトランプ大統領の最終決定に委ねられているという。