米紙「追加関税の一部撤廃で合意」と報道
アメリカと中国の貿易協議をめぐり、両国がこれまでに発動した追加関税の一部を撤廃することで合意したと有力紙が報じた。
中国商務省の報道官は、7日の定例会見で「双方が段階的に追加関税を撤廃していくことに同意した」と述べている。
トランプ政権側は公式の反応を出していないが、有力紙「ニューヨーク・タイムズ」は、米中が第1段階の合意に達した場合は、双方がこれまで課していた追加関税の一部を撤廃することで合意したと伝えた。
アメリカは、9月1日に発動した、1100億ドル分の中国製品に対する追加関税の撤廃を検討しているという。実際に撤廃された場合は、両国の貿易摩擦が起きてから初めてのことだが、トランプ大統領が同意したかは不明で、合意に懐疑的な見方を伝えるメディアもある。