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台湾総統選挙 争点は「中国との距離感」

2019年12月19日 7:06

台湾のトップを決める総統選挙まで1か月を切り、選挙戦で初めてのテレビ討論会が行われた。「中国との距離感」が最大の争点となっている。

台湾総統選挙は、現職の蔡英文氏と、最大野党・国民党の韓国瑜氏の、事実上の一騎打ちとなっている。香港で続いているデモの影響で、「中国との距離感」が最大の争点。

台湾・蔡英文総統「中国の圧力が強くなる中、台湾は厳しい状況に直面している。主権と自由を守らなくてはならない」

独立志向が強い民進党の蔡氏は、一国二制度の香港が混乱している現状を踏まえ、「台湾は絶対に一国二制度を受け入れない」と訴えた。

一方、中国との融和路線を掲げる国民党の韓氏は…

国民党・韓国瑜氏「国民党の立場ははっきりしている。“中華民国”として、中国との交流を発展させていく」

台湾メディアは、最新の世論調査で蔡氏がリードしていると伝えている。台湾総統選挙は来月11日に投票が行われる。