トランプ大統領 米国に「宇宙軍」発足へ
アメリカの国防予算の大枠を定めた国防権限法は20日、トランプ大統領が署名し、成立した。これにより陸海空軍などと並ぶ軍として、アメリカに「宇宙軍」が発足する。
トランプ大統領は、ワシントン近郊の空軍基地で国防権限法案に署名し、「宇宙は最も新しい戦闘領域だ」「我々が宇宙空間を主導していく」などと述べ、宇宙軍創設の意義を語った。
宇宙軍の創設には、宇宙空間の軍事利用を進める中国やロシアの動きに対抗する狙いもある。一方、在韓米軍を一定以下に削減する場合、政府は、議会に対して国益を損なわないとする説明や日韓両国と協議することなども義務づけられた。