在韓米軍駐留経費 増額要求で協議は物別れ
アメリカと韓国は、18日からソウルで、在韓米軍の駐留経費について協議を行ったが、アメリカ側が大幅な負担の増額を要求し、物別れに終わった。
来年以降の、在韓米軍の駐留経費の負担割合をめぐる協議は、18日から2日間の日程でソウル市内で行われた。しかし、アメリカ側が大幅に増額を要求するなどして交渉は難航し、午前中の段階でアメリカ側が席を立ち、協議は物別れのまま終わった。
アメリカ側の代表は、「韓国が公平な分担という要請に応えなかった」として、再検討を求めた。
韓国メディアによると、トランプ政権は現在の5倍にあたる年間5400億円あまりの負担を韓国側に要求していて、年内の妥結は困難な情勢。
韓国との協議の行方は、今後、日本との在日米軍の駐留経費の交渉にも影響するとみられている。