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36ドル安 クリスマス休場控え売り優勢に

2019年12月25日 9:13

24日のニューヨーク株式市場は翌日がクリスマスで休場となるのを控えて、利益を確定するための売りが優勢となり、ダウ平均株価は36ドルあまり値を下げて取引を終えている。

24日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から36ドル08セント値を下げ、2万8515ドル45セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は7.24ポイント上げて8952.88で取引を終えている。

この日のニューヨーク株式市場は、クリスマスの祝日前日のため、午後1時までの短縮取引だった。前の日までダウ平均は3営業日連続で過去最高値を更新していたが、祝日を前に利益を確定するための売りが優勢だった。

特に、前の日に大きく上げたボーイングや、アメリカと中国が貿易協議の第一段階で合意したことを受けて大幅に買われていた銘柄を中心に売られた。

市場関係者は「祝日明けに、クリスマス商戦の結果が判明するが、そこで個人消費が堅調だと確認できればさらなる買いの材料となるだろう」と話している。