英女王がXmasスピーチ 礼拝にも出席
イギリスのエリザベス女王は、25日に放送されたクリスマススピーチの中で「今年はかなり険しい道のりだった」などと今年一年を振り返った。
エリザベス女王(公開された映像)「道は常に平たんとは限りません。今年は、かなり険しいと感じることもあったかもしれません」
イギリスでは今年、EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱を巡る混乱が続いた。またエリザベス女王の二男、アンドルー王子が未成年者と性的関係を持ったとの疑惑を払拭できないまま公務を一時的に退いたほか、ヘンリー王子夫妻と他の王室メンバーとの不仲説も報じられた。女王にとって今年は特に悩みの多い一年だったようだ。
また25日、エリザベス女王はクリスマス礼拝に出席した。毎年ロイヤルファミリーが勢ぞろいすることで知られるこの礼拝だが、今回、渦中のアンドルー王子やヘンリー王子は参加していない。