ゼレンスキー大統領「正義を取り戻さなければならない」 北方領土の日にあわせSNSに書き込み
「北方領土の日」にあわせてウクライナのゼレンスキー大統領は7日、「正義を取り戻さなければならない」とSNSに書き込みました。
「北方領土の日」は、1855年2月7日に日本とロシアとの間で「日魯通好条約」が調印され択捉島とウルップ島の間に国境が確認された日を記念して設けられたものです。
ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、大統領府のSNSに「北方領土の日に私たちは連帯する。日本政府と日本国民と連帯する。国際法と正義を取り戻さなければならない。日本においてもウクライナにおいても」とのメッセージを書き込みました。
北方領土をめぐる日本の立場を支持することで日本との連携を重視する考えを示すとともに、ロシアが他国への侵略を繰り返していると訴える狙いがあるものとみられます。
ゼレンスキー大統領は去年10月、北方領土と日本の領土の一体性を認める大統領令に署名したほか、ウクライナの国会も北方領土問題の解決を国際社会が支持するよう決議するなどロシアによる侵攻と北方領土問題を関連させて、支援を訴えていました。
画像:ゼレンスキー大統領SNSより